「売上を10倍にする」
情報ビジネスが盛んになり、こうしたフレーズを目にする機会も増えてきました。
でも、これってホント?
検証はしていませんが、恐らく、情報を発信しているそのサイトは本当に売上を10倍、いや100倍、金額にすれば、100万、200万、500万と実際に叩いているのだろうと思います。
しかし、モノを売っている通販ショップすべてがこのノウハウにぴったりと当てはまるかどうかはその限りではないと思います。
そもそも、全く売れていないショップが売上を10倍にするには、まず1個売るようなサイト作りが先決であって、表示されている100万円という言葉だけ追っても現実的ではありません。
また、すでに月間で500万円の売上があるショップが、売上を10倍の5,000万円にすることも決して楽な話しではないでしょう。
でも、皆さんがこのコラムに関心や興味を持ってクリックされたように、売上アップのヒントはあります。
その一つは、「数字」です。
数字は、見るものにとってとにかくワカリヤスイのです。
売上を10倍にする?
このタイトルを見て、瞬時に皆さんの興味と合致したからこそ、このページにアクセスしてきたわけです。
タイトルを広告戦略の一つとして考えるのであれば、こうした「数字」の明瞭さを利用したキャッチフレーズを利用しない手はないでしょう。
・残りあとわずか →残りあと3個です
・その効果は倍増 →効果は2倍
・大量に入荷しました →100セットご用意しましたが、売り切れの際はご容赦・・・
・この商品はビッグサイズ →この商品の高さは、50センチと・・・
など、抽象的な表現を「数字」に置き換えられるのかどうか、確かめてみると良いでしょう。
ただ、くれぐれも、「誇大広告」にはご注意を。
数字は、「確証的」なものである必要があります。消費者に誤解を招く表現は、クレームやその後の売上減少の引き金にもなりますから正しい数字を利用します。
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