日立(風神山)のデジタル放送についてNHKさんより情報が入りました。これまで日立(風神山)からのデジタル波は、民放が発信されていませんでしたが、2006年9月よりテスト放送開始。2006年11月より正式に民放の放送がはじまるとのことでした。
それでは、1本のアンテナでアナログもデジタルも正常に入るのか?
NHKさんからの回答によりますと、ひたちなか市で言えば、ちょうど真ん中よりも「北」に位置する地域ならば、1本でも大丈夫であろうとのことでした。(場所にも拠ると思いますが)
また、「南」に位置する地域ならば、できれば「水戸送信所(森林公園)」に向けたほうが適当であるとのことでした。つまり、この場合だと、アンテナが2本という可能性を意味しています。(※アナログとデジタルのテレビを所有している場合)
では、なぜ、日立に向けているのに「アナログ」はOKで、「デジタル」受信のためにわざわざもう1本を森林公園に向けて追加しなければならないのか?
日立(風神山)の出力数ですが、
■アナログ 100W
■デジタル 3W
とアナログに比べて、デジタルの出力が低いことが挙げられます。
ちなみに、水戸送信所(森林公園)のデジタル出力数は、300Wと日立の100倍です。
結果的に1本のアンテナでアナログもデジタルも受信できれば問題はないのでしょうが、工事完了後に「やっぱり、アンテナを追加・・・」となると費用が逆に高くついてしまう場合もあるので、事前に検討する必要があります。
ちなみに、水戸市のアナログ波は、千波山と風神山の両方がありますが、デジタルを受信する際には、「森林公園にアンテナを追加するのがより正しく受信ができる」(推奨)というのがNHKさんの回答でした。 |