| 今回取り上げる企業は、WEB制作を通して、中小企業や個人商店の業務革新の お手伝いや、アクティブなシニア層のネット参加を促進するという理念で活躍する 有限会社 匠佳堂（しょうかどう）さんにお話をうかがいました。
匠佳堂さんは、いわゆる「インターネットビジネス導入」を支援するWEB制作会社 ですが、同時に「シニア経営者のためのパソコン家庭教師」や「社内IT化のコンサルティング・教育」などを手がけている企業です。
サイトに訪れると、匠佳堂さんの 企業としての”考え”というのが良く分かります。
もともと、会社案内の一環と、スタッフ募集の媒体という目的でWEBを立上げ られたそうですが、会社設立と時を同じくして2000年1月に立ち上げたWEBは 現在かなりの認知度があるようです。
ネット導入、あるいはホームページ開設と聞くと、請け負う企業側ではどうして も話の目線が「ネットを知っている」レベルになりがちですが、匠佳堂さんは、 「まずインターネットを知っていただく教育を行なう」そうです。
多くのネットご担当者や読者の皆さんも、はじめてネットに触れたときのことを 振り返ると、「インターネットの概念」というのはまちまちだったのではないで しょうか？そう考えると、やはり予め”知る”ということは小さなことですが、意外 に重要な問題でもあります。 ただ、教育といってもテキスト一遍通りのものではなく、「必要な情報や知識を、 スキルや年齢にあわせて個別に教える」というのがやはり匠佳堂さんの特徴 でもあり、現在、認知度が上がっている理由ではないでしょうか。
さて、タイトルに挙げた「少ない投資で効率の良い業務改革」という匠佳堂さん の理念ですが、WEBサイトに訪れると良く分かるものの、それはあくまで対面し ないネットだけでのことです。「教育」という実際に対面するサービスと、ここまで 企業の考えや理念を細かくWEBに掲げるという接点はどこにあるのでしょうか？ 林社長に尋ねてみました。
-------◇WEBを開設して、プラスになっている点は？
お目にかかったことのない相手にも、事前にある程度弊社のことを知っていただくことができる。 なるほど、接点はここにありました。
理解した上で、コンタクトを取れれば確かにまた違いますね。
最後に、匠佳堂 林社長に今後のビジョンをお聞きしました。
-------◇最後に今後のビジョン、またはWEBにおいての方針をお聞かせ下さい
・シニアの方が現役を退いても上手に情報発信をし続けることができる場の提供と、その方法についての啓蒙。
・PCスキルの底辺を少しでも上げていくことの支援。
・そういった方々(元気なシニア層)の方のマーケティング。
・中小企業のIT化(少ない投資で効率の良い業務改革)を支援。
・売り上げや社内業務の簡素化につながるHPの製作。
ありがとうございました。 関心を持たれた方は、ぜひ、ホームページを訪れてみて下さい。
■取材協力／有限会社 匠佳堂（しょうかどう）
■URL http://www.shokado.com/
■取材/イープレス 片岡 良 |