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食虫植物モウセンゴケ

備長炭片岡屋@店長、片岡です。

ハエトリソウに加え、2007年夏、モウセンゴケを手に入れました。やはりホームセンターです。どれもこれも弱っていましたのでもしかしたらダメかな?と思いつつも、それでも良さそうな鉢を1つ選んで購入しました。

その後、ハエトリソウの横に置き、同じように手の抜いた?栽培をしています。2008年6月の写真からです。

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モウセンゴケ
2008年6月撮影

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あれから約1年、寒かった水戸の冬(2007年から2008年にかけて)を何とか乗り切り、2008年春の訪れとともに、ホームセンターで手に入れた当初とは打って変わって元気に育ってきました。

ハエトリソウと同様、冬の夜間だけは店内に入れ、日中はよく日が当たる店頭に出して育てていました。

水遣りはネットで調べたところ腰水がよいということでしたが、外で栽培していれば雨も上から掛かるし、私の場合、上からも下からもとにかく水をかけて乾かないようにしています。

初めの頃は、モウセンゴケ特有のあのネバネバのどこを見ても捕虫の形跡がなく、「このままでは栄養が足りなくなるのでは?」

そんな不安にも駆られましたが、

ハエトリソウでも学んだように、

・肥料はやらない
・決して虫を与えたりしない
・触らない

この3点に注意してじっと我慢していました。

時には、ハエトリソウもモウセンゴケも食虫植物なので、エサとりでバッティングして一方が捕獲できないでいるのでは?などとたわいもないことも考えましたが、

鉢を並べてしばらく、数ヶ月でしょうか?

気づいたら小さな小さな虫をモウセンゴケも捕獲していました。

実は、1度だけ店内にいた小さい虫を自らの手で与えてしまったことがあります。イタズラ心からでしたが、これはいけませんね。もうしません。

さてその後、初めてとなる写真撮影(2008年6月)が左の写真ですが、拡大して見てみると思ったよりも上に力強く伸び、また虫も捕獲していることから栄養も十分に摂取していることが伺われます。

このまま2年目に突入です。

ハエトリソウに続き、モウセンゴケ。手に入れてよかったです。うむ、おもしろい。

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夏から秋に掛けてのモウセンゴケ(前編)
2008年7月撮影

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モウセンゴケをいつ購入したのか忘れていた管理人です。

自分で書いた上のコメントを読んで、もうじき1年になるのだと改めて分かりました。

去年はどんな様子だったのか?写真でも撮らないと本当に忘れてしまいますが、この夏(7月)、ピンク色っぽい花が咲きました。

ハエトリソウと同様、なんとも不思議な食虫植物。それがこうして花を咲かせる姿を見ると、またこれも不思議に感じます。

相変わらず、管理は水遣りだけという、私に適した放置栽培ですが、こちらはハエトリソウと違って捕獲の名人のようです。

春からこの夏にかけて、どんどん小さな虫を捕獲し、栄養も多いのか購入した当初よりどんどん元気になっています。

とてもおもしろいです。

表面の粘液を見ても、生育のよさがうかがえます。

関連 ハエトリソウ奮闘記

夏から秋に掛けてのモウセンゴケ(後編)
2008年7月、10月撮影

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意外にも長く花を咲かせていたモウセンゴケですが、7月の終わり頃から次第に様子が変わってきました。

そろそろ秋に変わる。

植物から季節を感じる瞬間です。

しかし、花は散っても土に腰を下ろしたその姿はまるで成長期の若者のようです。

相変わらずの放置栽培のため、手を加えていない様相が決してきれいではありませんが、小さな鉢の中で精一杯生きる姿はまるで小さなジャングルを見ているようです。

写真(上)は、7月。

写真(下)は、10月に撮影したものです。

拡大してみると、茂り具合がよくわかります。

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提供/炭の専門店 備長炭片岡屋