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テレビは1台なのに、ブースター（増幅器）は必要なの？ 新築アンテナ工事の時、「ブースターって必要ですか？」と質問を受けることがあります。 そもそも、アンテナ工事で使うブースターって何？答えは、増幅器というものです。 増幅器？そう、ブースターとは、弱い電波をパワーアップさせる増幅器というものです。じゃあ、電波の強いエリアならば必要ないの？ いえいえ、一概に、必要がないとは言えません。たとえば、テレビを1台しか見ていなくても、全部屋（仮に8か所）にTV端子があれば、それだけで受信レベルが下がってしまいます。たとえば、屋根の上で受信レベルが55db（デシベル）あったとしても、室内ではレベルが下がってしまいます。そんなときに使用します。 また、電波は、一般的に、低い建物よりも高い建物の方が感度が良いものです。ということは、平屋の建物の場合や、壁面に設置する「壁面アンテナ」の場合は、2階屋よりも高さが低くなりますので、受信感度が下がります。このようなケースでも使用します。 他にも、地デジとBSの両方を視聴する場合は、混合器の役割も果たしてくれるのがブースターです。必要か不要か？疑問に感じたら電器店さんに相談し、納得がゆく説明を受けましょう。 当店では、一般的に、テレビの配線が3か所以上ならばブースターをつけたほうが良いですよ。という回答を1つの目安にして伝えています。最初にブースターをつけない提案をして、後日必要！ということになったら、電器店側の責任になります。後になって必要というトラブルを避けるためにも、間違いなく電波が確保できる工事を行ないたいというのが電器店の本音。 受信レベルは、ケーブルの劣化や分配の数でも下がります。将来、受信レベルが下がってしまっても、ブースターが入っていれば安心ということもあります。
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